◎⑯ダノンデサイル
○⑨アーバンシック
▲⑤ミスタージーティー
△2.8.11.14.17
◎ 単勝
◎→○▲→○▲△ 3連複(資金配分)
無敗の馬がいる、前走ちぎった馬もいる、重賞3連続で連対している馬もいるのにこれでしょうがないと思わせる馬が皆無となった今年の皐月賞。
それは個人的な見解ではなく各方面の予想オッズが示す通り、周知が迷う大混戦。
楽しい一戦になりそうなところ京成杯組に白羽の矢をたてる事にした。
本命はダノンデサイル横山典弘。
そのレースの勝ち馬になるが内容は中盤で大きな緩みができた前残り戦だった。
紙だけ見ればそんなレースを先行して勝っただけに見えなくもないが4角で外へ大きく振れる気難しさを出してのもの、1.2.3.4番手の馬が雪崩れ込みをかける体勢になってからようやく立て直せた格好。
そこからが凄い、ひと飲みだった。
そんな事を思いながら見直した京都2歳S、勝ち馬が1人気もありえる評価を受けているが冷静に見てダノンデサイルの方が強くないか?
確かに狭いところで苦しい競馬になったシンエンペラーだったが、それ以上に前が再三壁になったダノンデサイルの方がロスが多かったように見える競馬。
それでいてラストのラストに肉薄の急追を見せている。
そこからの京成杯となればこの世代で一番上のラインにいると考えて良いのでは。
京成杯の時計自体が馬場差に大差がないと思える弥生賞ウィークと見比べても遜色ないどころかむしろ上回っている(京成杯前日ニューイヤーはかなりの時計が出た事実はあるが激流は時計でやすい)事が京都2歳のそんな見解を後押しする。
気難しさはこの大一番で怖いのは確かだが揉まれこむことはない外枠をひいた事でやや不安は解消されたと見る。
皐月賞は相性がよくないが中山を知りつくす横山典弘が背中にいるのは今の難しい馬場では心強い、一発あって良いだろう。
2列目に同じ京成杯組のアーバンシック、藤岡祐で化けたミスタージーティー。
前馬は展開不利がありながら直線だけで素晴らしい脚を披露、今回は相手が上がって展開待ちの感は否めないが差しに構える組の中で一番上にきそうと思わせる魅力がある。
後馬はホープフルがひどい競馬になったのは誰もが知るところ、1.2着に接近の3以上はほぼ間違いないようなロスだった、通信杯は新馬戦に毛が生えたようなレースになりしょうがない不発からの若葉Sが良い内容だった、今回先行策はまずないだろうがこの馬のエンジンを自在にかけれる手腕を見せた藤岡祐を信頼する。
相手は内から
前走世話になったメイショウタバル、強さは感じないが競馬の旨さがあるジャンタルマンタル、うまくいけばひょっとする匂いがするホウオウプロサンゲ、今回の予想の物差しに使わせてもらったシンエンペラー、前走は鞍上に足を引っ張られながら力だけでねじ伏せたビザンチンドリームまで。