ジェラルディーナ
昨秋このエリザベス女王杯を制覇し有馬記念でも見せ場を作って実績最上位。
今年は微妙な競馬が続いているが理由は簡単でエリザベスも有馬も嵌まっているからに他ならない。
もともと出しすぎると掛かるし、溜めすぎるとかなりの脚を使うが届かないという競馬が続いていた馬。
その微妙な成績がこの馬本来の競馬だと思ってる。
ただし今回はライアンムーアを引っ張ってきた事が厄介。
似てるんですよね、馬キャラが。
掛かる事を理由に不完全燃焼の競馬を続けている中、外国人騎手で覚醒したリスグラシューに。
さすがにジェラルディーナとリスグラシューを比べては失礼な気もするがキャラ自体は似てるのは事実で。
現実にジェラルディーナのエリザベスも有馬もCデムーロだった(結果ペースが上がったので追い込み競馬を選択)。
今回はムーアで一目散に下げるとは思えず遅い流れなら用はないと一瞬で消せた大阪杯や宝塚記念のようにいきません(結果宝塚はハイペースになりかなりヒヤッとさせられましたが)ね。
シンリョクカ
2戦目にしてG1で2着して驚かせたJF。
桜、オークスとそれなりの競馬は見せたが板付近。
前走は京都2000を拒否して古馬にぶつけて見せ場なし。
どう評価して良いか難しい戦績だが明らかに実力で負けているハーパーとそのハーパーを捨ててルメールが選択したブレイディヴェーグの同期2頭がいる中でこの馬を買うとなると3の椅子しかあいてないイメージになる・・
人気はないだろうがそれでもわざわざこの馬に手を伸ばす理由が見当たらない。
ディヴィーナ
前前走いきなりの先行策、前走がそれの反動?による逃げる競馬。
本来なら失敗したかと見える過程もまさかの逃げ馬不在となった一戦。
かえって行かせた事が吉と出ておかしくない状況になった。
Mデムーロは逃げる事は好まないタイプでいざ逃げる時も引き付けるタイプ。
ただしこの馬は切れる脚もあるだけに引き付け方次第ではそれも良い、ただしあまりに遅くしすぎるとまくる馬がでるか?
マイル路線だが牡混合重賞で2着が2度ありヴィクトリアマイルでも展開不向きで見せ場ありの4着しており実力は足りている。
ハーパー
見た目にも追わせてグイッと最後に伸びるタイプで本質は底力型。
前走はあまりにも流れが遅く武器を出せなかったがそれでも馬券内は確保。
まずは前回から200伸びるのはプラス材料。
ただし展開面は不安。
もしスローに巻き込まれた場合にケアできるペース判断能力に欠ける川田だけに処理できるのかは疑問。
逆に展開が締まったとしても4.2.2でクラシックを走ったとはいえちぎられ続けてのものなので・・
実力がここで足りているのかハッキリした理由は正直言ってない。
シンリョクカがわざわざ陣営が得意と考える舞台に回って全く相手にならなかった事実もあるので。