◎⑩ﾏｲﾈﾙﾗｳﾚｱ
○⑦ﾀｽﾃｨｴｰﾗ
▲⑪ｻﾄﾉｸﾞﾗﾝﾂ
◎ 単勝
◎→○▲ 馬連、ﾜｲﾄﾞ
久々に濡れていない馬場で行われそうな京都芝。
まだｲﾝ馬場の可能性を残すがここは腹を決めてﾏｲﾈﾙﾗｳﾚｱの覚醒に期待する。
新馬戦、若駒S共に絶望的な位置から普通の馬じゃあり得ないような体勢から差し切って見せた同馬。
その後は体調が整わず予定していた弥生賞を回避、半信半疑だが・・と、いかにも強行で出した感じだった皐月賞で不発。
しかし無理矢理ﾀﾞｰﾋﾞｰの切符をとりに行った京都新聞杯では鮫島克必殺の溜めすぎ逃げ(この時は松山が動いて突いた)に巻き込まれた上に和田が外に出すのに手こずりながらも見せ場は作った、能力の片鱗は見せたと言っても良い。
前走神戸新聞杯がまたしても、のｽﾛｰ。
もとよりまたしても、体調に疑問符を陣営がつけていた一戦。
今回は叩いて上昇、陣営もようやく体調は見違えたと好調をｱﾋﾟｰﾙしてきた。
頭数割れと見るや追加登録料を払ってこの菊に舵をきったとなれば本音と見て良いだろう。
この世代はどこの路線からきても即ﾄｯﾌﾟに通用している世代、良いように言えば層があつい。
悪いように言えばﾚﾍﾞﾙが低い。
京成杯(ｿｰﾙｵﾘｴﾝｽ)共同通信杯(ﾌｧﾝﾄﾑｼｰﾌ、ﾀｽﾃｨｴｰﾗ)ｽﾌﾟﾘﾝｸﾞS(ﾍﾞﾗｼﾞｵｵﾍﾟﾗ、ﾒﾀﾙｽﾋﾟｰﾄﾞ)毎日杯(ﾉｯｷﾝｸﾞﾎﾟｲﾝﾄ)青葉賞(ﾊｰﾂｺﾝﾁｪﾙﾄ)等、各重賞からいきなり本番でも見せ場を作ってきた。
京都新聞勝ち馬(ｻﾄﾉｸﾞﾗﾝﾂ)が皐月賞３着馬をやぶり、ﾗｼﾞｵﾆｯｹｲで３着とはいえ一番強い競馬をした馬(ﾚｰﾍﾞﾝｽﾃｨｰﾙ)が皐月賞馬でﾀﾞｰﾋﾞｰ２着馬をちぎりすてるような世代。
ならばﾏｲﾈﾙﾗｳﾚｱが通用してなんら不思議はないと見て良い。
父を彷彿とさせる初めての馬(個人的に)、その父も菊花賞で覚醒した(皐月賞は内田の技ありもあったので)。
ｺﾞｰﾙﾄﾞｼｯﾌﾟの菊花賞は本当にこんな馬が存在するんか、前年のｵﾙﾌｪｰｳﾞﾙより強なるんちゃうか？そう思わせたえげつない内容、その血が騒ぐ時がきた。
追加登録だけに騎手発表は遅れたが岩田望来なら万事OK。
ある程度自ら動いて行けとの指示は出ているはず(と信じたい)。
後は頭の高い走法のこの馬を腕力で伸ばしこむだけ。
G1初制覇が菊花賞となればｽﾀｰへの大きすぎる一歩になる。
横山武で変な癖を出していた馬を完全に乗りこなす(ﾏｽｸﾄﾃﾞｨｰｳﾞｧ、まぁ時期的なもんもあるでしょうが)腕を今、爆発させ披露する舞台は整った。
相手は激流の皐月賞を自ら動いて踏ん張りながら決め脚比べのﾀﾞｰﾋﾞｰを制覇して見せたﾀｽﾃｨｴｰﾗ、ｽﾀﾐﾅは皐月賞で証明済みで鞍上には密集した馬群でもｼﾞｯと溜めるのが得意なﾓﾚｲﾗを確保して好枠、なんらかの不利を受けない限り崩れる姿は想像できない。
どう見てもｽﾛｰは苦手に見えるのに京都新聞も神戸新聞も勝って見せたｻﾄﾉｸﾞﾗﾝﾂと川田、ｽﾀﾐﾅ比べでﾊﾟﾌｫｰﾏﾝｽｱｯﾌﾟしてくれば当然券内に食い込んでくる計算は成り立つ。
ｿｰﾙｵﾘｴﾝｽの前走は横山武が不利に怒ったと報道がありましたが実際どうなんでしょうか？(そこまでの不利には見えない・・)、逆にあの寄られ方で反応しすぎた感じがありやはりｺｰﾅｰﾘﾝｸﾞに爆弾(京成杯の時も似たような反応から一気に膨れた)を抱えているともとれる・・
もしそうならｺｰﾅｰ６回のこのｺｰｽがｱﾀﾞになるような気がしないでもない。
本命から人気に流すので勇気を振り絞って切った。
