まず本命オーサムストロークは見せ場なし。
前走のペースが遅すぎたのもあり追走に苦労するような形でなす術すらありませんでした。
この日の馬場状態を把握して逃げたくなさそうに押し出された横山武のセットアップ。
内をあけて誰かいってくれんか?
と言わんばかりの中途半端な形にわりをくったのはタガノエルピーダ団野(一瞬内からつっかかる形になった)だったか。
G1でも物怖じせずに位置をもぎとりにいった事が結果として裏目(個人的には好き)。
直線も暴走したマーカンドがなかば諦めの外回しにもって行かれて外に振られた。
そのポッカリあいた内をスルリと抜けてくる川田が滅法得意な競馬が転がってきたジャンタルマンタル。
デイリー杯も同じような競馬で制しており、馬にも人間にも勝ってくださいという競馬になってしまった。
びっくりしたのはエコロヴァルツとジューンテイク。
あの体勢から伸びきれないのはやはり長らく続く大スランプのミルコデムーロ。
タガノエルピーダがしぶとかったのは事実だとしても残り30mぐらいで不思議とピタリ止まる競馬(他レースでも)は少なくないのでなにかあるのでしょう。
存在感示す武豊の強襲。
こちらは最も得意な形になればなにかしらの結果にしてきますよね、さすがです。
それにしてもあれで掛かった訳ではない!は、無理があるでしょうマーカンド・・
結構気の強い騎手でいますけどね、掛かったんじゃないかな?と見て思っても掛かってはない!とコメントする騎手は。
まぁこういうタイプの馬にあわないのは想像できたことでやはり追っ付ける馬があいますよ。
つまりディープボンド(有馬記念)はドンピシャリ手があいそうで・・