運否天賦

競馬予想

皐月賞・回顧

先週から大した雨もないのに時計がかかり続けた中山芝。

この皐月賞がこんな高速戦になるとは誰が予想できた?

これを予期していた神がいるならその予想を見てみたい。

中山8R2000芝が1.58.2。

その内訳(ラップ)が出た時には絶望した。

しかしもう馬券は購入しており後の祭りで信じるしかないと待っていたらまさかの馬体検査。

その馬番が16と発表された瞬間に頼むから除外してくれと祈りましたよ。

いきなりの高速馬場よりもこんな状況で出走したとして、横山典弘が違和感を訴えのならばポツン確定ですからね。

出走できます!とそれを判断する人間に言われたとしても自分が納得してなければゲートから出しません。

まー時計にびっくりですわ、雨が目に見えてあったなら自分の読み不足という気にもなりますがこの一変馬場は想像だにできませんでした。

しかしコスモキュランダって・・

この馬場ならなおのこときついと予想してたでしょうけど、モレイラやばいっすね。

皐月賞(日曜中山11R)

◎⑯ダノンデサイル

○⑨アーバンシック

▲⑤ミスタージーティー

△2.8.11.14.17

 

◎ 単勝

◎→○▲→○▲△ 3連複(資金配分)

 

 

無敗の馬がいる、前走ちぎった馬もいる、重賞3連続で連対している馬もいるのにこれでしょうがないと思わせる馬が皆無となった今年の皐月賞

それは個人的な見解ではなく各方面の予想オッズが示す通り、周知が迷う大混戦。

楽しい一戦になりそうなところ京成杯組に白羽の矢をたてる事にした。

本命はダノンデサイル横山典弘

そのレースの勝ち馬になるが内容は中盤で大きな緩みができた前残り戦だった。

紙だけ見ればそんなレースを先行して勝っただけに見えなくもないが4角で外へ大きく振れる気難しさを出してのもの、1.2.3.4番手の馬が雪崩れ込みをかける体勢になってからようやく立て直せた格好。

そこからが凄い、ひと飲みだった。

そんな事を思いながら見直した京都2歳S、勝ち馬が1人気もありえる評価を受けているが冷静に見てダノンデサイルの方が強くないか?

確かに狭いところで苦しい競馬になったシンエンペラーだったが、それ以上に前が再三壁になったダノンデサイルの方がロスが多かったように見える競馬。

それでいてラストのラストに肉薄の急追を見せている。

そこからの京成杯となればこの世代で一番上のラインにいると考えて良いのでは。

京成杯の時計自体が馬場差に大差がないと思える弥生賞ウィークと見比べても遜色ないどころかむしろ上回っている(京成杯前日ニューイヤーはかなりの時計が出た事実はあるが激流は時計でやすい)事が京都2歳のそんな見解を後押しする。

気難しさはこの大一番で怖いのは確かだが揉まれこむことはない外枠をひいた事でやや不安は解消されたと見る。

皐月賞は相性がよくないが中山を知りつくす横山典弘が背中にいるのは今の難しい馬場では心強い、一発あって良いだろう。

2列目に同じ京成杯組のアーバンシック、藤岡祐で化けたミスタージーティー。

前馬は展開不利がありながら直線だけで素晴らしい脚を披露、今回は相手が上がって展開待ちの感は否めないが差しに構える組の中で一番上にきそうと思わせる魅力がある。

後馬はホープフルがひどい競馬になったのは誰もが知るところ、1.2着に接近の3以上はほぼ間違いないようなロスだった、通信杯は新馬戦に毛が生えたようなレースになりしょうがない不発からの若葉Sが良い内容だった、今回先行策はまずないだろうがこの馬のエンジンを自在にかけれる手腕を見せた藤岡祐を信頼する。

相手は内から

前走世話になったメイショウタバル、強さは感じないが競馬の旨さがあるジャンタルマンタル、うまくいけばひょっとする匂いがするホウオウプロサンゲ、今回の予想の物差しに使わせてもらったシンエンペラー、前走は鞍上に足を引っ張られながら力だけでねじ伏せたビザンチンドリームまで。

桜花賞・回顧

さすがは武豊といったところかゲート内だけ気になっていたが奇数で早々に枠内におさまりながら派手な動きなし。

無論調教陣営の努力があってのことだが出遅れる気がしなかった。

むしろ良すぎたぐらいのダッシュから最後方まで下げる作戦。

まぁそれが見たかったので文句はありません、前半400はスローになるのかとヒヤッとしたがペースがどんどん上がっていってるのは見えていた(まだラップ出てないんで間違えてたらすいません)のでこれでどこまで弾けるか?とこちらも腹を括れた。

痛かったのは直線入り口。

坂井瑠星やるじゃねーか。

武豊様を出さないとは・・

これがこの男が一皮、二皮向けた理由の1つ。

勝負になる感じなら誰が相手でも遠慮はしない。

切り替えた分、全てが見たかった競馬ではなくなった。

ただ武豊は切り替えて伸びなおしており、外へ行けていればどうだったかは闇の中。

良い脚でしたけどね。

無印アスコリピチェーノに走られましたか・・

どの道2列目をしくじってるんでどうしようもありませんが。

モレイラは抜け目なくメインジャック、まぁ強い馬に乗せれば当然動かしてきますわな。

NZT・回顧

うーん、この馬場で前が残るのか。

なにかもうひと絡みなんですがね。

横山和が強気に行けばまた展開も変わったようなゲートを決めてましたが引っ張って引っ張って・・

前走の魅力で大事に乗りにかかって次から次にこられて終わってました。

カズミクラーシュはゲートが悪いながらにできる限り良い競馬はやってますが。

しかしここが逃げ馬残りの内決着になるのか・・

何故か訳分からんぐらい濡れててシメシメと思ってたんですが、残念。

桜花賞(日曜阪神11R)

◎⑦スウィープフィート

○⑧コラソンビート

▲②クイーンズウォーク

△⑪ライトバック

△⑫ステレンボッシュ

 

◎ 単勝

◎→○▲→○▲△ 3連複(資金配分)

 

粒揃い、粒揃いと言われてきた今牝世代。

それが現実なのかどうかある程度は分かるクラシック第一段がやってきた。

前も良い、差しも効く。

内も良いが外も伸びる。

展開的にはじゃっかんドスローのきらいはあるがまぁ大丈夫だろう。

桜花賞がドスローになるのは稀であり、エトヴプレがハナにはこだわらないと言ったところで思いっきり引っ張る訳でもないだろう。

普通に流せば必然的にペースは上がる(はず)、まぁそうなりゃ諦めるしかありません。

本命は週中に触れたスウィープフィート武豊

やはりチューリップ賞、何度見ても素晴らしい末脚でありその名の由来の通り完全に心奪われた。

無論それ以前もそれなりの競馬をしていてからのそれがあってのもの。

JFは出遅れ、終始大外から強引にまくりにかかって(掛かって?)の7着。

エルフィンSは馬場の悪いところに飛び込んでいっての2着、そのどちらも内容はある。

祖母スイープトウショウの血を引きゲート嫌いで気難しい馬、熟練の腕を持つ武豊で覚醒も納得できる。

個人的にもスイープトウショウこそ自分に競馬を始めさせてくれた馬、2005年宝塚記念、初めて馬券を買って初めて馬券が当たったレース。

たまたまそんな馬の孫に見惚れたとなれば勝負するだけ。

えらい自信なさげに見えた武豊の会見だが関係ない、偶数を祈って奇数を引いたが関係ない。

ハイレベルと言われる世代を一掃する豪脚に期待する。

2列目には堅実なコラソンビートとのスワーヴリチャード丼、前走いかつかったクイーンズウォーク。

前馬はどんな競馬になっても対応できる武器がある、それはG1ではかなりのアドバンテージ。

後馬は大物感たっぷり、クイーンCは時計も内容もケチのつけようがないところに川田となれば当然の印。

大波乱なしと見て相手も絞ってライトバック、ステレンボッシュ。

前馬は本命馬をねじ伏せての参戦無視しない判断、後馬はJF内容一番と見て。

NZT(土曜中山11R)

◎①カズミクラーシュ

○⑤ルージュスエルテ

△2.3.7.10.11.13.14.16

 

◎○→△ 3連複(均流し)

 

上がり最速を再三記録して後ろを離しながら勝ちあぐねていたカズミクラーシュ。

川田の渇でようやく未勝利を完勝して駒を進めてきた。

伸びそうで伸びない、勝ったと思わせて甘い、そんな馬を川田が変えてきた。

こないだの川崎記念もそうだが持ったまんまでくるのは良いが伸ばしきれない松山弘平の最近の騎乗ぶりから解放されて今回はまた替わるが今の菅原明良なら川田に引き続き能力全開。

戦ってきた相手、その時計の内容から今回のメンバーなら足りて良いだろう。

皆が内をあけて走る事はBコースに替わっても変わらず、そういうけったいな馬場をスルリと抜けさせればなかなかの腕を持つ菅原明が心強い。

2走前ちぎったと思わせて謎に負けたスマートワイスが毎日杯でノーブルロジャーから0.3差に好走(勝ち馬は一頭違う競馬をしたので)、重賞でもやれる下地は十分ある。

展開もいかにも早くなりそうな構成でドンピシャリ、もしそのスマートワイスにあの手応えで負けた理由が距離ならば1F短縮のマイル戦も嵌まる事になる。

もう1軸は前走本命のルージュスエルテ。

逃げ圧勝連戦からの出遅れで万事休すと思ったところから見せ場十分、揉まれてどうなるかは正直分からないが横山和ならなんとかするだろう。

再びの後方策をとったとしても今回は嵌まる可能性大。

相手は人気のキャプテンシーとかなり早くなると見てるので差し構え全般。

まだ楽しみはある地方馬エイムフォーエースは前走不利受けておりシンガリ一気が嵌まりうるメンバー構成と馬場、朝日杯本命オーサムストロークが新味を求めた差し構え田辺で潜在能力解放ないかと夢を持つ。

川崎記念・回顧

直線半ばまでは思惑通り、どうやらセラフィックコールは消えてくれそうな動き。

しかもアイコンテーラーはちぎりすてる手応え、よーし!

と思ったがノットゥルノ武豊の手応えもまるでなかった・・

それよりも吉原寛人・・

やられましたね。

松山弘平の腕不足なのか吉原寛人の腕力がやはり本気の時は別なのか。

なんとあの体勢から差し返す芸当を披露。

この男を語る時に直線で馬の口に薬でもほりこんみょんちゃうか?

と例えた事がある、シャレでね。

他の騎手ではあり得ない体勢(ペースや手応え)からもうひと踏ん張りやひと伸びを見せる事が本当に多々あるんですよ、信じられないぐらいに、ね。

こいつを買えねーかなー、くそ。

ライトウォーリア、このメンツなら確実に一考するべきでした。

参りました、そして悔しい。

セラフィックコール外しに満足してノットゥルノに逃げてるようではこういう馬券はとれませんわな。

まぁグランブリッジも買えてませんけどね。