渇のゲートから位置をとりにいって勝負にいった三浦皇成。
朝からの馬場のイメージ、ゲート直後の並び、これは完璧だと思ったが力尽きて大敗。
坂井瑠が残り1000mのところでガクンとラップを落としたことにより後続が反応、そこから一気にペースアップするなかなかのロングスパート戦になってしまった。
一気にペースが上がったところでマリアエレーナ、反応が良くない馬だけに追っ付けらされて万事休す。
そこでかなり脚を使ってしまい最後は完全なるガス欠、まぁこれは勝負にいった結果でしゃーない。
あれだけラップに落差を出されると持って追走できる馬ではなく、なにもしなければそこで飲み込まれて終わっていたので・・
なかなか上手くいきませんねー、三浦君、こっちは馬券買ってるだけですが分かりますよ・・・
と、書き終えてたんですが故障の可能性がありましたか。
それが一番しっくりきますよ、上述通り痛い展開だったとはいえ負けすぎですもんね、さすがに。
かなり使い込んだ馬ですし・・
それなら3ぐらいならワンチャンスある位置にいただけに残念です。
枠が出るまでは本命にかなり振れていたルージュエヴァイユ。
この枠だと揉まれ込むのが怖いと舵を切ったが松山素晴らしい騎乗で連確保。
上述のラップが一気に上がったところはラチ沿いピタリで脚温存、直線だけ完璧なタイミングで外にほりだす完璧な騎乗でした。
ブレイディヴェーグは、ん?と思う瞬間もありながらしぶとく伸びて完勝。
めちゃくちゃに強かったようには見えなくとも3歳でキャリアが少ない中、楽ではない慣れない先行にいきなり対応してねじ伏せた内容はお見事。
ハーパーは懸念した決め手比べを回避できたことも大きかったが相変わらずの安定感。
ライラック、サリエラは追い込みが嵌まったが前がしぶとすぎた。
ジェラルディーナは逆に出負けした時点で腹を決めてケツからいった方が結果として良かったかもしれませんね。
強引に押し上げた事によって最初と中間で2度無駄な脚を使った事になります、結果論ですが。
密かにライアンムーアはゲート下手ですもんね、そんな無駄脚を使いながら格好をつけてきた腕力等素晴らしい面がそれらを上回ってますが。
ビックリボンはさすがにこの枠ではなす術なしでした。