◎⑩ラヴスコール
○④チェルヴィニア
▲⑨スティールブルー
初戦420キロと小柄ながら味な競馬を見せたラヴスコール。
前後も左右も馬群に揉みくちゃにされ終始行きたがるそぶりを見せながら横山武が我慢を教えた内容。
その上4角では父横山典にきっちり閉めて回られ踏み遅れた。
が、それから外にほりだしてからが凄かった。
全体時計も上がり3Fも目立たないレースだったが、だからこそ(全馬バテてない)。
ラスト3Fから12.2-11.6-11.3の完全なる加速ラップ(しかも札幌で)であの踏み遅れは普通なら痛恨、それを一瞬で加速し短い直線できっちり差しきって見せたあの瞬発力に目を見張るものがある。
この時計だけにメンツ次第ではなんの価値もないようなレースになるが2着馬ラーンザロープスは次戦きっちり勝ち上がり1勝クラスでも横典必殺謎ポツンからの大外競馬で早々に追うのをやめながら馬がラスト急追と勝手に頑張り勝ち馬から0.3差の5着と見せ場。
3着馬オーサムストロークも3戦目で後続をちぎりすてる圧勝で既に勝ち上がっておりめちゃくちゃにレベルが低いメンツではなかったことは明らか。
ならば価値をつけても良いだろう。
新潟からの参戦が目立ち数字だけ見れば派手さはないがこの馬も推定だがラスト1F10秒台は使っている、それも上述通り新潟組とは違う一瞬の爆発力だけで。
折り合い面でもペースが上がって楽になるはずであの末脚があれば東京はむしろ歓迎、ゲートも良いのでなんでも出来るのでこの枠も問題なし。
新馬戦前の調教取材、レースの乗り方、レース後のコメント、どれを見ても明らかに横山武史がこの馬を気に入っており良いレースを見せてくれるはず。
相手はチェルヴィニア。
これがねー・・
これさえいなければ単勝ぶちこみ案件だったんですが新馬戦の相手が牡混合Gで既に2着、この馬自体も前走持ったまんまでぶっちぎりですか。
個人的に持ったまま勝ったのは額面通りに見ないようにしてる(勝ち気強い馬は追わなくてもある程度目一杯走るんで)とはいえ新馬戦の相手が既に結果を出してる上でとなれば無視できないか。
それ以外の新潟組で一番見所があるのはスティールブルー。
強い馬、というかレベルが上の馬はレースラップが早いところで他と違う脚を見せるもの。
このスティールブルーの新馬戦はラスト2Fが10.9で一番早くここで一気に差をつめひと飲みにしてます。
状況にもよりますが皆がバテたりしてラップが落ちたところで差を縮めて差すよりそっちの方が強い可能性が高い。
上がり3Fの数字を出しやすい新潟ではなおのこと。
オッズどうかなー、安いかなー。
この3頭しか買いませんがオッズ次第で買い方はいじるかも。