◎⑫ﾄﾞﾙﾁｪﾓｱ
相手 1.3.4.5.6.8.9.10.11.13
またしても土曜日にじゃっかんの雨があったが影響がある程とは思えず降る前を見ても明らかに時計がかかっている。
今流行りの超高速戦はないと見て良いだろう。
ﾍﾟｰｽが激流に近くなってやっと1.08.0を切るぐらい、ほぼ超えてくる方が強いと見てる。
腹は決まった、ﾄﾞﾙﾁｪﾓｱから。
超高速戦、ましてやそれが1200となると一抹の不安があったがこの馬場ならｱｯと言わせて不思議はない。
見解通り初の1200となった前走は競馬になってない、1200は無理と決めつけるのはあまりにも早計。
やはり忘れられないのは朝日杯勝ち。
あのﾚｰｽは本当に強かった。
ｹﾞｰﾄを飛び出て代打の坂井がじゃあ行こうと逃げに踏み切ってるのにしつこく絡まれしゃーなしに引っ張った、それでも600m通過が1200なみの34.1の激流。
そこから緩む事なく淀みなく流れた底力戦。
確かにｲﾝ有利な馬場だった、今思えばﾒﾝﾂもしれていた(といってもNHKﾏｲﾙ4着のﾀﾞﾉﾝﾀｯﾁﾀﾞｳﾝ、立て直して2連勝中のﾚｲﾍﾞﾘﾝｸﾞ)かもしれないが普通の馬なら()の２頭には捕まっている。
ましてや鞍上が川田と横山武、どちらも想像がつかない(前者はﾄｺﾄﾝｲﾝﾍﾞﾀからの完璧なﾀｲﾐﾝｸﾞで直線外、後者いきなりの先行策)完璧な騎乗で差し込んできた。
ﾗｽﾄ2Fが共に12秒超えに落ち込む消耗戦を捕まったと思ったところから踏ん張り返したあの底力こそ1200戦に必要な適性。
前走はｹﾞｰﾄでもじゃっかんぶつかるような形になっており、本来は先行力もある。
ﾅﾑﾗｸﾚｱとかﾏﾏｺﾁｬとか、本命を託しても良い馬はいるにはいたが今年の古馬1200重賞は全てと言って良い程荒れている現状、この大混戦路線で一発狙わない手はないだろう。
300勝王手でちびってる場合じゃないですよ西村敦也騎手。
震え上がるような一撃を、この男の手腕に託す。
相手は手広くいきましょう。
去年ﾀﾞｲｱﾄﾆｯｸ本命で紐完全に抜けてて見せ場あるのにむしろ力も入らず(頭は体勢的になさそうだったんで)くるな！と思っちゃったんでね、均等に流しますよ。
