◎⑬カルチャーデイ
○⑭サフィラ
▲⑩コラソンビート
このJFは1200や1400で勝ち進んできた馬達が毎年揃うところ、それも先行しての馬が多数をしめる。
まぁ時期を考えれば当たり前の話ですが。
馬場は開幕まもなく行われるレースでありいつも良いが上述の理由からペースが上がり、差し優勢になるのが大半。
おまけに今年は開幕からバシバシ差しが効く、いくらペースが上がったとはいえ最後方付近から馬券突入も多々あったような馬場。
ここは素直に差せる脚がある馬を狙えば良いだろう。
本命はカルチャーデイ。
デビューは1200戦、ゲートはそれほど出ずに押しながらの追走。
外にピタリと張り付かれる等厳しい形ではあったとはいえまだ馬がレースを理解してないような雰囲気での追走、その外にいる馬が手応え良く進出して抜け出した時には絶望的に見えたがスパッと切れて余裕で差しきった(その馬は既に1勝)。
2戦目は重賞のファンタジーSを選択、これがまた味のある競馬だった。
この時もゲート自体はもっさりしていたが押したらすぐに反応して好位置確保。
そこからは15人気とは思えない独壇場の競馬だった。
前が早いとみるや深追いせず、かといって後ろを待ちすぎないタイミングでちょこっと施した瞬間にギュンと反応。
この手応えならインにいる必要がないと言わんばかりに馬場の真ん中に持ち出した酒井学、あっさりと前を捕まえ完勝。
だけならまだJFで本命を打つ理由としては乏しいが、そんな内容が遊びながらだった事実がある(個人的にそう見てる)。
初戦でもチラッと見せたがこのファンタジーSでは再三、尾を振っている。
競走馬は反抗したりバテたりした時に尾をふると言われているがバテてる感じでは全くない、むしろ並ばれればまだ伸びる雰囲気を感じる。
ファンタジーでのこの馬は前述だろう、現に抜け出してムチを打たれるたびにフラフラしておりそれでいての楽な雰囲気、遊んでいるようにしか見えない。
もしそうなら相手のレベルが上がってのさらに、がある。
そこに期待した。
ファインニードル×マイネルラヴがマイルG1勝つか?
一度は二の足を踏んだのが正直なところだが○▲に抵抗できるなら?
と考えれば1周まわってまたこの馬に戻ってきた、この馬しかいない。
ゲートの遅さをカバーできる良い枠をひいたとなればいぶし銀酒井学が黙ってないだろう。
この男は策士でもある。
なんでも出来そうなこの馬を馬券にぶちこむ手はずは整えていると見た。
相手は有力どころ2頭。
2戦目がいくら初戦でしくじったとはいえ松山にしてはえげつないぐらい外しか見てなかった(相当能力買ってると見える)サフィラ。
一応は前走でその素質の片鱗は見せたと思うので。
ケチのつけようがない臨戦過程になったコラソンビート、前走は逃げれたメンツでも抑えて勝った事が今回いきる。